小さなプライド
突然だけど、プライドってなんだろう?
自分の中のこだわり、譲れないもの、かな。
例えば何かをやるときに、自分が良いと思っているやり方があって、他の人からそれを批難されたらプライドが傷つく。
あるいは何かを選択するときに、自分の譲れないものがあって、それを選択した際、反対されてもそれを変えないのも、プライドがあるから。
そうすると、自分が良いと思っているものでも、相手の意見を取り入れて変える、というのは妥協、になってくるのだろうか。自分のやり方を貫くか、状況に合わせるか。
しかし注意しなければいけないのは、自分が良いと思っていたことが本当に良いことなのだろうか、という視点だ。
相手の意見を取り入れてより良くする、ということは当然あるわけで、それは妥協ではなく改善だったり前進だったりする。
そうすると、自分のプライドを守ろうとしている事や状況が、はたしてそれがどこまで適切なのだろうか、と自分自身に懐疑の目を向ける必要が時としてあるのだ。
これはとても辛いことだ。信じる強度が強ければ強いほど、それは信念とも呼べるものにもなるので、よく見極めないといけない。
プライドを守る、あるいは貫く。
それが必要な場面を区別する力が必要だと、そんなことをふと思った。