思い出す
昼間も思い出しては消える、例の話。
昨日あいつから電話があった。
考え直せ。
組織は回るんだ、お前が抜けても短期的には困るかもしれないが長期的には大丈夫なんだ。
リソースなんてどうにでもなる。
いま必要なのは、お前が殻を破って、いまいる組織から抜けて営業側へ来ることなんだ。
そこに未来はない。
会社的にも、守りより攻めのリソースが優先される。
こんなチャンスは2度とない。
お前の言っていることは言い訳にしか聞こえない。
あいつの言い分はよく分かる。
組織なんて人がいなくなってもそれを補うように動くし回るようになっているんだ。
だから、俺がいなくなっても大丈夫なんだろうとは思う。
だとすると、俺が言っていることは言い訳か?
いまの環境のまま変わらない、変化よりも日常を選ぶのだ、と言ってしまえば、リスクを避けることになり、言い訳になる。
一方で、チームに差し迫った問題がある。
それは先の日記に書いた通りだ。
そして、どうしてもチームを去ると考えた時に、顔が現れる先輩がいる。
結局は、その人に迷惑をかけられない、裏切れないという気持ちが強い。
もう少し時間が欲しいというのが正直な気持ちだ。
今回の話に乗れば、いまのチームの事なんて振り返らず、すぐに異動しなければいけない。
僕の希望としては、先輩と腹を割ってそうした話をして構築していきたい。
今のままでは、僕の思い込みかもしれないけど、僕への期待が大きすぎる。
その期待を何も言わずして無視し裏切るのではなく、ちゃんと自分の考えを伝えなければいけないように思う。
その時間が欲しいというのが、今回の理由になる。
しかしチャンスは待ってはくれない。
そんな時間は与えられない。
そこで選ぶべきなのは、自分の人生なのだと、あいつは言うだろう。
確かにそうだ。
だがしかし、あまりにも不誠実になるのだ。
これは僕が今までそうしてきたから出来た呪縛なのかもしれない。
断ち切らなければ先に進めないのだろうか。
断ち切る前に、やるべきことがある。
僕の考えを伝えてみよう。
話してみたい。
物事にはタイミングがある。
しかし順番もあるのではないか。
ならば、順番にとりかかろう。
今はそんな事を思うのだ。
自己と戯れるな。自己と戦え。
戦いは始まったばかりだ。
ちなみに、今日みた記事をメモで。
殻を破れの反対のことを言っている。
実を言うと、殻を破れと言われたとき、これと同じことを思ってもいたことを思い出した。
いまの僕にとって、とても示唆的だ。突き詰めれば、”自分にとって幸福/満足を感じる瞬間や事柄は何であるか”を今一度考えないといけない。 / “「人は自由になるほど幸福度が下がる」 "選択のパラドクス"が起きる4つの原因 | ログミー…” http://t.co/Yg9oYW45ZX
— スピヌー (@epi_hemera) 2014, 10月 29