書く速さ
ブログを書きながら思考を整理しているところがあって、冗長的な文章になりがち。
考えていることを書き留めて、投稿して、次の日以降はスッキリ忘れて見返すこともない、というのが普通になっていて、なんだろう、頭の中のデトックス?思考の便所?みたいな使い方をしている。
見返すことが重要、だとは思うのだけど、過去にあまり興味がわかないというか、書き終えたものをわざわざ振り返ろうとしないというか。
なんだろう、抜けるまでの髪の毛は自分の一部なんだけど、抜けた髪の毛はもう自分の一部ではない、みたいな感触に似ているのかな。
つまり僕は僕のいまこの瞬間の思考に興味があるのであって、過去の思考それ自体には興味がないんだろうな。
一方で、自分の意見や考えっていうのはそういう思考の繰り返し、あるいは積み重ねで強化確立されているのではないだろうか、と思ってしまう自分もいて、すると自分の中の積み重ねがなく、いつもその時その時で考えが変わってしまうんじゃない?って思う。
それって思考の軸がないような。
じゃあ言っていることが毎回変わるかというと、自分の中にはそうした自覚はなくて、第三者の意見として毎回言っていることが違う、と言われたこともあまりなくて。
すると、じゃあ結果として僕は同じ筋道を辿って思考ができているのかなーって。
じゃあ、同じ筋道の思考って何だ? きっとその源泉は、価値観、じゃないだろうか。
そうであるなら、僕の価値観はさほどブレていない、ってことなのかな。
じゃあその僕の価値観って何よ、ってなると、投げかけられる質問がないと答えにくいよね。
例えばこれこれの場面に遭遇したときに、あなたはどう行動するか、とか・
僕の価値観はこれです!っていうのは、政治的主張というかイデオロギー味があるような。
自分から主張するものではないのかな、って。
ほら、書き始めたことと全く違う話になっている。
こうして書きながら自分の思考はあっちにいったりこっちにいったりする。
これって独り言だよね。そう、ブログって独り言。
僕はブログを使って独り言言いながら思考を点検しているのかもなぁ。
だから、書いてみないと分からない。それが面白いよね、ってことに気づいたぞ。ぐふふ。