読書
仕事に追われているせいか、あまり心のゆとりをもてていないような気がする。
いや、時間が余っていても、ただそれを浪費しているような心持ちだ。
特にAmazonプライムには多くの時間を奪われている。
我が家はApple TVを使ってコンテンツをミラーリングによる視聴ができるから、非常に気軽に作品を見ることができる。
映画やドラマ、そしてアニメ。
TVなんて時間泥棒であると言い、一時は壊れてまともに見れないTVをこれ見よがしにそのままにしてテレビを見ない生活を過ごしていた。
しかし現在、Amazonプライムというトータルサービスの一部に、非情なまでの時間奪取を受けている。
実際に、魅力的なアニメの用意が複数あることでついつい見てしまうのだ。
その影響によって、読書から少し遠ざかってしまっている。
読書に対する集中力も衰えていると感じているので、黄色信号だ。
それではいけない、と思い、最近白石一文作品を再び手に取り、読み始めている。
その前に読んだものとして、書店の一段を独占していたつい手に取った昔のミステリー作品があったが、話のトリックは興のある構成であったが、なんだか物足りなかった。
そのギャップだからから、白石氏の作品には安心感を覚える。
やはり僕の趣味にあう小説というのは、内面の描写や、登場人物を通して作家自身が認識する言葉の取り扱いを丁寧に書いているものだと思えるし、読書というのはそうした作家の描く世界の中をいかに楽しめるか、あるいはその考えとどう対峙するか、というある種双方向的な時間なんじゃないかなぁ、と思う。
ちょっと言葉足らずだけど、そんな話はまた今度。
しかしちょっと油断するとブログサボりがちになってしまう。
僕は書くのが遅いほうだから、一記事にかかるコストも違うんだろうなぁ。