過ぎ行く日々を少しでも。

日々の色々を記録していくトコロ。

強みを知る

昨日までのことで、鬱々とした気分が続いていた。

しかし、"とりあえずは、今までと変わらぬ日々"という日常性を取り戻したことで、精神が安定に向かった。

こうした点からは、やはり変化を恐れ保守的になりがち、という性分が作用しているのだろう。

しかしこの性分を乗り越えないと、結局は同じ日々が続いてぐるぐると同じことを繰り返しては自分を苦しめることになる。

嫁さんの本棚にある"魔法の杖"のページを適当にめくると、"逆境に立ち向かう勇気を持て"なんていうメッセージが出てくる。

そもそも、今のままではいけないの?という疑問もあるだろう。

だけど、成長欲が時として不幸を招く、なんて達観なんてできないし、そうした視点の転換後、結局は今回のことに繋がるのだから、やっぱり乗り越えなければいけない問題なのだ。

 

無力感のまま腐っていては何も生まれない。

もう一度自分を見つめなおそう。自分の強みを再認識しよう。

そうしたところで、以下の本を知り、すぐに本屋へ行った。 

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

 

"自分の強みを知る"という第一目的を果たせる、第1章から3章まで読んだのでメモ。

本書では、弱みを克服するのではなく、強みを伸ばすべきであるという主張の下、強みを「常に完璧に近い成果を生み出す能力」と定義し、それを実現する要素を以下3つ挙げている。

  1. 知識
  2. 技術
  3. 才能

そして、この中でコアになるのは、才能だ。

つまり、自らの才能を正確に把握し、知識と技術でその才能を磨くこと、それが真の強みを築く鍵となるのだと、本書は語っている。

では自分の才能をどのように特定するか。

そのツールとして、"ストレングス・ファインダー"という診断テストが、本書から得られる、僕が望むマテリアルだ。

この診断テストは本書に付録される固有のアクセスキーを使って、WEB上で実施できる。

その結果から、優先順位のついた5つの才能が示される。

僕の場合は以下だった。

  1. 適応性
  2. 慎重さ
  3. 回復志向
  4. 調和性
  5. 収集心

この結果を見て、納得感はある。

まず自身で振り返って自己認識できる自分の長所はまさに適応性であり、診断テストの結果それは最も高い才能となっている。

簡単な説明として、適応性は以下の通りだ。

適応性という資質を持つ人は、「流れに沿って進む」ことを好みます。「今」を大切にし、それぞれの時点で進む方向をひとつずつ選択することにより、将来を見極めます。

 まぁ、計画性がなく、場当たり的な行動になりがちだというネガティブポイントはあるね。

でも強みとしての認識は、いまこの時に注力し、その場その場の判断で柔軟に対応していくことが出来る力があるということだ。

将来というのは"現在"という連続の先にあるものであり、現在の選択がそれを形作っている。

だから、将来の計画というのは決められたものではないと思っているし、日々の重なりが結果として将来になっていく、という発想だ。

新しい環境に飛び込んでも柔軟に対応し、どんどん適応していくことが出来るということが強みなのであれば、適応した後に長く同じ場所に留まることは、それは停滞を意味するのではないか。こう考えることもできる。

 

ともかく、僕の一番の強みは適応力にあるのだ、ということがクリアになった。

他の要素と関連付けは別途考えてみよう。ここでは、一番の強みは何かが分かったことが重要だ。

 

ではこの強みを今後どうやって磨いていくか。

それが僕の考えるべきテーマになるんだろうな。

 

ちょっと気持ちが軽くなったというお話でした。