キャリアのこと
今日は上司と2人きりで呑んできた。
上司はいわゆる兄貴肌で、良いことは良い、悪いことは部下に対してはオブラートに、上層部に対してはキチンと意見をする。
前にいた職場では、彼が去ることで送別会ではみんなで泣いたそうだ。
そうした人間くささが、いまの組織にはある。そして、いまの組織て守られている部分が一定以上あるのだ。
そうした話をする一方で、営業へ転職したいという相談をした。そうした誘いを受けているのだと。
意外にも、上司は中立的な意見を述べてくれた。
そして個人的な経験も教えてくれた。
その中でピックアップすれば、
- ベースサラリーで生活設計をすべし
- Yes.But, 従うだけじゃなく意見を言える人間であれ、
営業とは個人主義で厳しい世界だ。言葉以上に。
上司も営業に憧れ研修に行かせてもらった経験があるそうだ。
だがしかし、実際に営業へ行きたいとなると、そらを却下されたそうだ。
今の組織にいるべきだと。
その結果、後悔がないとは言わないが、今の道で納得しているのだと。
呑みの場で色んな話を聞けた。
多分、上司は部下との接点の少なさに寂しさを感じているのだと思う。
彼は現場主義だ。そのために戦ってきているし、その話を聞いて、組織の中で、現場のために戦う人間の格好良さを感じることができた。
営業の話を相手方から聞くのはこれからだけれども、上司のこの話は頭の中に残るだろう。
結局のところ、仕事は人と人の繋がりだ。
上司の人柄は、とても魅力的で、今いる組織の中で仕事をする延長線上の話を良い意味で聞けることが出来たと思っている。