過ぎ行く日々を少しでも。

日々の色々を記録していくトコロ。

新婚旅行後のこと

新婚旅行から帰って来て。

 

- 2週間も行って疲れた一緒にいて少し疲れた

- 2週間も僕と(人と) 一緒にいて疲れた

- 1人の時間が欲しい

- 現地で1人自由時間があってよかった

 

嫁は人と一緒にいると気を遣って疲れるタイプで、1人で気ままに自由にいることを好む。そのため、長く人といると参ってしまうようだ。

僕と一緒にいてもそれは変わらず、今回新婚旅行で2週間ずっと一緒にいたことで、食事が合わない期間があったり、毎日色々なところへ行ったりして、心身ともに疲れてしまったようだ。

 

僕と付き合う前に親御さんに言われた事で、”いつか子供を連れて家に戻って来る"というようなことも言われたことがあり、それを思い出したそうだ。

 

そうした事があったり、飛行機の中で泣きわめく子供を見たり、友人の元気な男の子のことを考えると、子供を産んで育てる自信も今は無いと言い出した。

 

ぽつりぽつりとこんなことを嫁は言う。

- 人と長く一緒にいると疲れるタイプで、人の気配が嫌になることがある。今がそうだ。

  それは僕に対しても同じ。

- だから、1人の部屋が欲しいし、1人の時間が欲しい。自由でいたい。

- 子供を産めば1人の時間がなくなるし、それに耐えられるか自信が無い。

- そういうことを思うと、自分は結婚に向かない人間なんだと思った。

- こうした不安定な自分がいて、僕に対して悪いと思うし、別れて別の女性とやり直した方が、僕に取って良いんじゃないかとまで思う。

- 私はペットと一緒に過ごして、自由に生きる。

- そんなことを考えていると涙が止まらない。

 

これを聞いて、凄く驚いたし、悲しくもなる。

いま彼女はとてもナーバスになっているんだと思う。長期の旅行から帰ってきて心身共に疲れも溜まっている。

仕事は耳鳴りがするので辞めて家で休養中だが、今日一日家にいたことで鬱々とした気分で今日を終え、ネガティブ思考に陥っている。

加えて、新婚旅行も終えて当面の目指す事もなくなり、地元から離れた土地にいる不安がやはり解消されることなく、この先明るい展望が描けていない。

悪いスパイラルにいるのだと思う。

 

家にいて塞ぎ込むより、社会に出て働くことが必要と思えるけど、先ずは実家に帰って休養してもらう必要があると思ってるし、その予定だ。

 

 ただ、僕自身暗々たる気持ちが横たわる。

- 今いる環境には馴染めず地元近くに戻れない不満

- 自由な環境への望みと、子育てへのプレッシャー。

 

後者は1人の時間を協力して作れれば良いと思えるが、そもそも結婚生活というある程度の束縛に耐えられないというと辛い。そして子育てへのプレッシャーがかなり高まっていて、そうした不安感とのせめぎ合いはどう解決できるのだろう。

友人から同じ様な悩みを聞いて、少し気持ちを落ち着かせることはあっても、それは一時的な部分もある。

まずは明示的に1人の時間を作るようしなければいけない。

これは振り返れば、僕自身は一緒にいることが当たり前になっている部分があって、自己学習や自分の時間が脇に置かれているという点に光が当たる。

今一度、自分の意識を確認することになり、僕にもそれは必要な時間だ。

 

大きな問題は前者で、これが隆起させる問題は自力で解決できるものではない。

1年間いまいる環境にいてどうか、時間が解決するか、という考えもあったが、その線はもう薄い。

別々に暮らす事が二人に取って良い事なのか。そうした事を、見つめなければいけないのかもしれない。

そう考えると、その程度はあるにしろ、それは凄く悲しい。

 

ただ間違いないのは、嫁と一緒にいて楽しいということと、笑顔の無い日は無いということだ。

そうした毎日が好きだし、ずっと続けば良いと思ってる。

そのためには諸問題と向き合い解決していく必要があるし、彼女の不安を和らぎ、一緒の道を歩んで行ける様、努力が必要なんだ。

きっと世の中の夫婦は、色んな困難な場面に直面していることだろうし、僕らもその一つに過ぎないんだろう。

だからこそ、夫婦の生き方について、他から学ぶ事は沢山あるはずだ。

そうした事を、学んでみようと思う。