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経済学入門

経済にうとい。

関心が薄く、アベノミクスやアメリカの財政赤字問題、日経平均株価や為替相場などのニュースを見聞きしても、距離を置いてしまう自分がいる。

回り回って関係のあることだということは分かっていても、具体的な生活実感として把握しているものが見当たらない。

いや、分かっていないだけなのだ。

何がどう分かっていないのか、それすら分からない。

そこで少し観点を変えてみる。

「ヤバい経済学」から、"経済学"という文字の捉え方が少しだけ変わった。

絶え間く人の思惑や動きによって支えられている経済。

それを全て解明するのは不可能に近いと思われるけれど、どのようにそれらを捉えるか、またはどのような仕組みがそこにあるかについて、この本はその導入をしてくれる。

 

著者であるティモシー・テイラーは、スタンフォード大学で"学生が選ぶ最優秀賞講義賞"を獲得するほど生徒に定評のあるお方であるそうで、難しいことをくどくどと書き連ねる事無く、トピックごとに分類した観点から、ミクロ/マクロ経済についてを語ってくれている。

そしてその監修をしているのが池上彰氏。

スタンフォード大学で講義された内容だけにアメリカ国内の制度や視点から語られるている本書だけれど、注釈により"日本では〜"という紹介もしてくれている。

 

本書内では具体的な政策や具体例を挙げてくれるお陰で、とっつきにくい経済学を幅広く紹介してくれると同時に、"このような姿勢で考えた方が良い"という提案もたまにしてくれている。

難解な数式も出てこないので、そんなに時間を要する事無く読み進める事が出来る。

だからといって、経済学の理解を深めたということにはならない。

少なくとも私は本を読み終えて、"なんとなーく知る事が出来た"、というレベルだ。

ああ恥ずかしい。。

その一方で、経済学のキーワードを少し知った事で、以前よりはちょっとだけ経済学のメガネをかけて、ニュースを見る事ができるかもしれない。ほんのちょっとだけ!

 

世の中は動いている。

その流れを日々のニュースから、以前より少しだけ受け取れるようになることで、世の中の仕組みを知る事に一歩でも近づけるのではないか。

そんなことを思いながら、少しずつ読み返して理解をしたい一冊だった。

 

スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

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スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編

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